「去年待ってたんですよー」
って、言われてしまいました。
職員さんに。
市役所で。
ヤーンボミングの申請をしに行った時。
そう。
前回ひたちなか市で初めてヤーンボミングを開催したのは2020年末から2021年明けにかけて。気づけばもう2年たっていたのです。
(2021年冬は池袋に呼ばれてヤーンボミングしたりギャラリーのざわさんの周囲をぐるっと編み包んだりしておりました)
今回2022年も突然、10月くらいになってから
「やっぱヤンボミやるかー」ってなって開催を決定したヤーンボミング。
編み地はたっぷりあるのだから気持ちは余裕です。
前回と同じように赤、青、緑、黄でまとめてもいいのですが、さらにピンクも加わっていることだし、今度はそれらを組み替えて、マルチカラーで包むことにしました。
期間は少し長めに設定して12月中旬から翌2月中旬。
長く屋外に展示していても意外に編み地はへこたれないもの。何度もあちこちでヤンボミしているからこそできる大雑把な展示です。
フラワーポットは6角柱、編み地の色は5色なので1枚ずつかぶる色が出てくるのですが、
隣り合わないようにすれば違和感もなく。
どうしてもピンクの編み地が多かったので、1基だけ、ピンクのみのフラワーポットも作ってみました。
今回も地元の知り合いにお願いするなどして、1日で設営完了しました。
地元ケーブルテレビさんや新聞社さんが設営の様子を取材してくださいました。
寒い中おつかれさまでした!
植栽されている椿がちょうど咲き出す頃でした。
どっちも映えてかわいい。
12月10日ごろに設営だったので、
まだイチョウ並木の黄葉が残っていました。
こちらはローズマリー。
前回は多肉植物が植わっていましたが、
2年たつ間にローズマリーに置き換わり、すくすく大きな株に成長していました。
近所のどなたかがお世話しているのでしょうか。
赤い椿の下に、
赤い編み桜。八重桜かな。
こちらも前回とは植栽が変わっていたフラワーポット。
なんと、ペットボトルで作った風車も植わっています。
前回ヤーンボミングを初めて開催したきっかけは、新型コロナウイルス感染拡大によってさまざまな行事が中止や延期になり、寂しくなった街並みをカラフルに彩りたいという気持ちからでした。
そして今回、3年ぶりに勝田マラソンが現地開催。
ヤーンボミングがマラソンと共演することができました。
全国から集まったたくさんのランナーや
沿道をうめる観客の皆さんの目に
全国から集まった編み地が止まったことと思います。
前回と比べると、期間中に雨が降る日が多かった気がしました。
ほんの一晩ですが、雪が積もったことも。
思えばヤンボミひたちなか、ヤンボミ展、ヤンボミひたち、こども病院、ヤンボミのざわ(ギャラリーのざわ)などなど、集まった3000枚もの編み地はその度ごとに組み替えながら、多いものは7回もどこかを編み包んでいます。
雨や雪や日光に耐えながら、多くの人の目を楽しませてくれたヤーンボミングの編み地たち。
毎回毎回メンバーが洗濯して保管してを繰り返していましたが、色褪せや汚れがひどくなってきていたので、今回をもってこれらの編み地はさようならすることになりました。
日本全国からモチーフを編んでくださったみなさん、
集まったモチーフをつなげてくださった地元のみなさん、
展示にご協力くださった各自治体やギャラリーのみなさん、
どうもありがとうございました。
とはいえ、あみもんどころはまだまだ続きます。
今後も新しい企画を立ち上げて、新しい編み地を募集することがあるかもしれません。
その際にはまたお騒がせしますのでどうぞよろしくお願いします♪
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